太陽光パネル 施工 20190501 重量物のトータルプロバイダー 武蔵ロジスティクス | 武蔵ロジスティクス株式会社
屋外用太陽光パネル 施工事例
重量物のトータルプロバイダー 武蔵ロジスティクスより、重量工事業・太陽光事業・重量物輸送事業と様々なジャンルからの事例をご紹介いたします。
太陽光発電システム工事 施工情報
太陽光担当の小松です。前回はパネル設置工事までの情報提供でしたので、今回は
集電箱・1号柱設置
についてご紹介いたします。
依頼元: 某産業用太陽光発電システム販売会社様
背 景: 古くからお付き合いのある、販売会社様から工事のご依頼をいただきました。
◆施工詳細
施工方法:野立て(野原など)
施工指示:雑草が生えるため、できるだけ高く設置することを希望
施工時期:2018年12月3日~12月12日
施工場所:宇都宮市某所
◆製品情報
パワコン: 5.9kw×8台
パネル: 270W×288枚 計77.76kw
◆工事手順
②杭打ち オーガ付きバックホーでスクリュー杭を打設し、レーザーレベルで高さを確認
③架台設置 水糸を使い、通りと高さをしっかり出して組み立てる
④パネル設置 見た目が重要なので、綺麗にそろえて固定していく
now! ⑤電気工事 パワーコンディショナー・集電箱を架台に取り付けて、
ケーブルを丁寧に敷設・結線する
⑥フェンス敷設
◆施工での注意点・工夫・提案
≪1号柱設置≫
東京電力の電柱から敷地内に電線を引くため、1号柱を設置します。
ポールの材質は廉価で施工しやすい鋼管ポールが主流です。
根枷と根巻きコンクリートをしっかり施工して転倒防止対策をし、
更に強度を増すため支線を張ります。
東京電力管轄の24kW以上は CT(※1)を取り付ける必要があるため、ベースとなる
CT板も付けました。
※1 CT・・・変流器(Current Transformer)の略。
一般的な売電用計量器だと容量が足りないため、計量器に流れる電流を
1/60に変えます。
計量時には数値を60倍にして読み取ります。
≪集電箱設置≫
今回の物件では集電箱のブレーカ取り付けや配線もご依頼いただいています。
集電箱は、各パワーコンディショナーの電力を集める役割を果たしています。
集電箱の中は、個人宅にあるブレーカーをイメージしていただければ分かりやすいかと思います。
ブレーカーの配置は人によって個性が出るので、施工担当者が誰なのかすぐ分かります。
センスが問われますね。
パワコンと共通していますが、火災・機器損傷・発電不良を防ぐため
各接続端子の増し締めを行い、忘れずにマーキング(※2)をします。
※2 マーキング・・・ボルト・ナットの締め忘れを確認する意味と、目視によりゆるみを確認可能
とするための措置
《開放電圧・絶縁抵抗測定》
全ての施工が完了した後に発電不良、機器故障を防ぐために開放電圧・絶縁抵抗測定をしっかり
行います。
【開放電圧測定】
メーカーが定める定格電圧範囲内の数値でない場合は
モジュールやパワーコンディショナーなどに問題が
感電・火災と電気使用機器(部品)の絶縁劣化を
防止するために、電路と大地間あるいは
電線間の絶縁抵抗を測定します。
【まとめ】
今回は集電箱・1号柱設置の手順をご紹介しました。
次回はフェンス敷設についてご説明します。
いよいよ工事も終盤となってきました。
パワーコンディショナー取付けの際と同様、今回の工事も電気を扱う作業を伴うため
小さなミスや手抜きが大事故に繋がります。
また、集電箱ブレーカーの取付けは決められた施工マニュアルがありません。
経験とセンスが活かされる作業です。
丁寧・確実を心掛けて取り組み、日々研鑽してまいります。
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TEL:03-5493-3000/FAX:03-5493-3048
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