武蔵ロジスティクス株式会社は「いい仕事を　誠意と　創意と　人の和で」を社訓として、お客様に喜んでいただける仕事をご提供出来るよう、社員一丸となって精進しております！

私事ではありますが、重量工事Grの事務方としてお世話になり約2年。こうしてブログにて紹介する機会をいただき、重量工事に関する必要な情報を学ぶことができております。これからも微力ながら情報を配信してまいります。

ということで前回は重量工事に必須とも言える「小型移動式クレーン」に関して、歴史・変遷、移動式クレーンの種類など紹介させていただきました。今回はその取扱いについて紹介してまいります。

「小型移動式クレーン」の定義・構造

小型移動式クレーンは、つり上げ荷重１トン以上５トン未満の移動式クレーンをいいます。

厚生労働省による移動式クレーンは「動力を用いて荷をつり上げ、これを水平に運搬を目的とする機械装置で、原動機を内蔵し、かつ、不特定の場所に移動させることができるもの」と定義されています。　

小型移動式クレーンはトラック搭載型クレーンとも呼ばれ、トラックの荷台をカットしてキャブと荷台との間にクレーンを架装した機械です。移動式クレーンの中で小型移動式クレーンの作業は伸縮ブーム式が主流で、ブーム先端からフックをワイヤロープで吊り下げ、そのフックに荷物を玉掛けして使用します。

１）ブーム：クレーンの竿の部分を指し、正式名称は「ジブ」といいます。ブーム（ジブ）は長さと角度が調節できます。

２）フック：つり荷を吊り上げるための金具です。吊り上げるフックに荷物を取り付けたり外したりする作業を「玉掛け」といい、これは資格保有者でなければ作業を行うことはできません。

３）アウトリガー：車両の両サイドに脚のように張り出した装置で、重量物を吊り上げた際、その重みでトラックのバランスが崩れ横転するのを防ぐ役割があります。

なお小型移動式クレーン運転の業務は、小型移動式クレーン運転技能講習及び玉掛け技能講習の修了者でなければ従事することができません。

作業範囲と空車時定格総荷重、定格荷重と定格総荷重

移動式クレーンの定格総荷重は、アウトリガーの張出幅と作業領域（前方、側方、後方）及びブーム（ジブ）の長さ等の条件によって異なります。移動式クレーンの定格総荷重は水平に設置した時の値になるため、傾斜地や軟弱地では盤木や敷板等で補強し、機体を水平にする必要があります。

「空車時定格総荷重」は、トラック搭載型クレーンのみに使用される用語で、トラックの荷台に積み荷がない状態（空車時）における安定度に基づいて決定されます。

例えば使用ブームが3.54ｍまたは5.78ｍでアウトリガーが最大張り出しの場合、作業半径4.0ｍでは空車時定格総荷重は1.33ｔとなります。

様々な現場の環境を加味し、実際の作業ではどの程度吊り上げることができるのかを計算しながら、安全な作業を心掛けています。

重量工事でお困りごとがございましたら、実績豊富な当社にご相談くださいませ。弊社は社員以外にも技術・実績を兼ね備えた協力会社と全国ネットで連携しています。
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創業50年以上の歴史を積み上げたノウハウを若い世代へ継承し、お客様のニーズにお応えしていく。それが武蔵ロジスティクスの誇りです！

まとめ

当社は重量物・大型機械のトータルプロバイダーとしてお客様の品物を運搬・搬入・据付・設置まで一気通貫でサービスをご提供いたします。実績と経験豊富な社員が多数在籍していますので、安心してお任せください。

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