重量物のトータルプロバイダー[冷却器内蔵の工作機械の解体・撤去工事について] | 武蔵ロジスティクス株式会社
2024.05.14
武蔵ロジスティクス株式会社は「いい仕事を 誠意と 創意と 人の和で」を社訓として、お客様に喜んでいただける仕事をご提供出来るよう、社員一丸となって精進しております!
協力会社との連携が重要!フロン系ガスの取扱い
お客様より冷却装置がついている工作機械や各装置関連の撤去工事のご依頼があります。弊社では全ての工事に関するお問合せに対して、必ず現地調査(現調/下見とも言う)を行っております。
今回もこの現調にて工場内の寸法や装置の状態の確認を行い、ここで冷却装置にフロン類の含有を確認しました。この冷媒の役割を果たすフロンの取扱いに関しては環境問題へと発展してしまうケースがあるようです。
フロンガス=オゾン層破壊、地球温暖化を引き起こす物質
この「フロン」とは、炭素・フッ素・塩素・水素などから構成される化学物質で、1920年代に開発され、空調機器や冷蔵庫等の冷媒として長く広く使用されています。
しかし1970年代の研究で、地球を覆い紫外線から生物を守っているオゾン層が、この「フロン」によって破壊されていることが発見されました。
1987年モントリオール議定書により、オゾン層破壊物質である特定フロン(CFC、HCFC)の削減・廃止が決定され、1995年末で生産は全廃されました。
こうしてオゾン層を破壊する「特定フロン」からオゾン層を破壊しない「代替フロン」、そして温室効果の小さい「ノンフロン(グリーン冷媒)」を使用しての冷却装置の開発が現在もなお進められています。
フロン類の回収・破壊
こうした経緯から、フロン類が使われている機械の取扱いは多くの作業が伴います。武蔵ロジスティクスは実績豊富なスタッフと共に、技術・実績を兼ね備えた協力会社との連携でこうした特殊工事も数多く行っております。
今回の依頼工事に戻りまして・・。
フロンを含有した装置と判明。弊社ではこのフロンの取扱いの資格を持たないため専門業者とコラボし、フロン回収・破壊を依頼をします。
冷媒フロン回収には、ガス状のフロンを吸引して圧縮機で圧縮、そのガスを冷却液化してボンベ(回収容器)に入れていきます。装置に含有している数量までしっかり測定しながら回収していきます。
こうして実際に回収・破壊を行った際は、作業完了のエビデンス、つまり証明書の発行をもって適正に回収・破壊作業が行われたことを確認します。
武蔵ロジスティクスではこうした専門分野の協力会社のノウハウを活かし、お客様の細やかなニーズにお応えしています。
重量工事でお困りごとがございましたら、実績豊富な当社にご相談くださいませ。弊社は社員以外にも技術・実績を兼ね備えた協力会社と全国ネットで連携しています。
みなさまのお悩みを解消できるサービスを提供いたします。
創業50年以上の歴史を積み上げたノウハウを若い世代へ継承し、お客様のニーズにお応えしていく。それが武蔵ロジスティクスの誇りです!
まとめ
当社は重量物・大型機械のトータルプロバイダーとしてお客様の品物を運搬・搬入・据付・設置まで一気通貫でサービスをご提供いたします。実績と経験豊富な社員が多数在籍していますので、安心してお任せください。
武蔵ロジスティクスでは現在求人募集中!
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