「退職メールの正しい書き方」派遣社員向け!契約終了時の挨拶とお礼の例文
- コラム
派遣社員が退職時に送るメールとは?まず押さえておきたい基本ポイント
なぜ退職メールが必要なのか?派遣社員特有の事情とは
派遣社員として働いていた方が「退職」のタイミングで悩みやすいのが「メールでの挨拶やお礼の伝え方」です。特に契約満了時や一身上の都合による退職の際、「どう伝えるか」「誰に送るべきか」など、迷うことも多いでしょう。
退職メールは、ただの業務連絡ではありません。感謝の気持ちやこれまでのお世話になったことへのお礼を込めて、円満な関係を築いたまま職場を離れるための大切なマナーです。
また、派遣という働き方は正社員と異なり、派遣元(派遣会社)と派遣先(配属された職場)の両方と関わりがあるため、誰にどのように送信すればいいかを事前に整理しておくことが重要です。
社内・社外どちらに送る?送信範囲と送信タイミングの考え方
派遣社員が退職時に送るメールには、大きく分けて以下の3つがあります。
- 派遣先の上司・同僚へのメール(社内)
- 派遣元の担当者・営業への連絡(社外)
- 関係部署(例:経理・人事・事務)やチームスタッフへの一斉メール
メールの送信は、最終出勤日またはその前日までに行うのが基本的なルールです。特に直接お世話になった方には、対面でのご挨拶(朝礼や引き継ぎ時)も併用することで、印象がぐっと良くなります。
【実例あり】退職メールの正しい書き方と送る際のマナー解説
感謝の気持ちを伝える!派遣先・派遣元向けの例文テンプレート
ここでは、実際に使用できるメールの例文を紹介します。コピペOKのテンプレートとして使える内容になっており、どの業種にも対応可能です。
【派遣先向け例文】
件名:退職のご挨拶(●●部署●●)
●●部 ●●様
いつもお世話になっております。●●派遣会社より●●職で勤務しております●●と申します。
このたび契約期間満了により、●月●日をもって退職させていただくこととなりました。
短い間ではございましたが、貴重な経験をさせていただき、心より感謝申し上げます。
今後の貴社のますますのご発展をお祈りしております。
本当にありがとうございました。
●● ●●
【派遣元向け例文】
件名:退職のご連絡(派遣先名●●)
株式会社●●
●●担当者様
お世話になっております。
現在就業しております●●会社に於いて、契約満了となる●月●日をもちまして退職いたします。
これまでのサポートに感謝いたしますとともに、また機会があればお仕事を紹介いただければ幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
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OK・NGな言い回しと文面構成のポイント
メールは簡潔で丁寧な文面が基本です。「お世話になりました」「ありがとうございました」「感謝申し上げます」などのポジティブな言葉は忘れずに入れましょう。
一方、「辞めます」「行けません」などのネガティブな表現は避け、BCC設定の活用や敬語表現に配慮しながら文面を構成するのがマナーです。
気持ちよく退職するために|メール以外で準備すべきこととは
お世話になった方へのあいさつ・感謝の伝え方(朝礼・対面・菓子折りなど)
最終勤務日には、直接「お世話になりました」と伝えるのが理想です。難しい場合は、菓子折りや手紙での感謝もOKです。
有給休暇の消化、貸与物の返却、退職届の提出までの流れ
退職前には有給の調整、貸与品(PCや名札など)の返却、社会保険・雇用保険関連の確認、退職届の提出を忘れずに。派遣会社とも連携してスムーズな対応を心がけましょう。
【まとめ】派遣社員の退職メールは「気持ちよく辞めるための第一歩」
退職は新しいスタート|伝え方次第で印象もキャリアも変わる
退職後は新たなステップへの準備期間です。派遣会社からの紹介で新しい業界に挑戦したり、条件の良い職場に出会えることもあります。
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執筆者:家チカで働こう! ジモクル
(武蔵ロジスティクス株式会社 人材サービスグループ)
宮崎 純一
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